ユーザーインタビュー①

ポケトーク/森様

言葉ができなくてもポケトークさえあれば楽しい一人旅。
命綱であり、大事な旅の友

東京都にお住いの森さんは、行政書士の資格をお持ちでご主人が経営する銀座の法律事務所をサポートされています。双子の息子さん、娘さんはすでに独立。これからという2019年の初めに、ご自身に病気が見つかり手術の準備をされていましたが、運良く手術は回避できることに。思いがけず手術用に用意していた費用と約1ヵ月の休暇を自由に使えることになり、「いましかない!」と前々から希望していた世界一周一人旅を決意。今度は旅の準備をしていたところ、偶然ポケトークを手に取り即購入されたといいます。世界一周旅行のどのような場面で活用されたのか、詳しく伺いました。

すべてをスマートフォンに頼るとシャッターチャンスも逃す。翻訳専用機を持つべき

―― 世界一周旅行は以前からの夢だったのですか?

森さん: 2年ほど前、世界一周航空券を日本に初めて紹介された方のセミナーに参加したことがきっかけで、「一度は行ってみたい!」と思っていました。でも、お金も時間もかかるので、すぐに実現できるものではないなと思っていたんです。それが、手術を取りやめたことでぽっかりと時間が空き、準備したお金も手元に残りました。また、介護や子育ての心配もない身だったので、「これは!」と思い切って決断したんです。今回の世界一周旅行で訪れたのは、メキシコ、ペルー、スペイン、オーストリア、クロアチア、イタリア、インド、カンボジアの8ヵ国でした。

―― これまでも海外旅行にはよく行かれていたのでしょうか?

森さん: 旅行というよりも、息子がドイツに、娘がアメリカにそれぞれ留学していたので、会いには行っていました。そういったときに、現地でもうちょっと会話ができたらなという思いは持っていました。

―― 英語は話されるそうですね。

森さん: 2012年に大前研一さんの「ビジネス・ブレークスルー大学」に入学したのですが、そこで英会話も受講したんです。毎朝30分のスカイプ授業を続けたので、日常会話はだいたい話せるようになりました。

―― 英語力をお持ちのうえで、ポケトークをお求めになった理由は?

森さん: 確かに、世界一周旅行となると多言語が必要になりますが、入国審査や普通の会話は英語でできますので、当初は翻訳機が必要とまでは考えていませんでした。でも、旅行の準備のために家電量販店へ行ったところ、たまたま売り場でポケトークを手に取ったら、「これはもしかして、わたしのためにある翻訳機なのじゃないか!?」と感じられて。もう、即決で購入しました。

―― 「わたしのためにある」とまで思われたのはなぜだったのでしょう?

森さん: 半年ほど前、「日経ビジネス」のツアーで中国に行ったんです。その際は、電話、録音、写真、メール、翻訳をすべて、スマートフォンに頼っていました。すると、録音中に電話がかかってきてしまって録音が途切れたり、写真が撮れなかったり、翻訳できなかったりということが多くて、「スマートフォン1台じゃ無理だ!」と実感していました。そうした経験上、ポケトークとの出合いを運命的に感じて、専用の翻訳機を一台持とうとすぐ決心したんです。

―― ポケトークのどんなところにとくに惹かれたのでしょう?

森さん: 74言語が翻訳できるのと、SIMカードが2年使える点ですね。いま中国語を習っているのですが試しに売り場で吹き込んでみたり、日本語から英語に変換してみたりと、少し使い勝手や性能を確認してみて、すぐにこれはいいなと思いました。翻訳された音声を聞き取り損ねても、文字でも表示されるのもいいなと感じました。

―― ご家族やご友人など周囲の反応はいかがでしたか?

森さん: 世界一周旅行に出る前、仲間が壮行会をしてくれたときにみんなで使い回してみました。フランス語やスペイン語ができる友人もいたのですが、大変盛り上がりましたね。また、世界一周から帰国してから、息子の友人がトルコに行くというのでお貸したのですが、とても役に立ったと喜んでいました。

突然、目の前が開けたように言葉がわかる!
レストランでの細かな注文や列車の切符も無駄なく購入

―― では、今回の世界一周旅行で、ポケトークをどのように使われたか教えてください。

森さん: まず、実はポケトークを購入した翌日から、使い方に慣れておこうと毎日持ち歩きました。事務所の周辺(銀座)は外国人観光客が多いので、日本にいながらポケトークの威力を感じられました! 「ポケちゃん」と呼んで、そこからは世界一周旅行中も毎日、肌身離さず持って使いました。ホテルを出るときに毎朝、「ポケちゃん、行くよ!」と声をかけて出発するほど、すっかり愛着が湧いています。

―― 一人旅だと、トラブルがあると余計に心細くなりそうですから、そういう意味でも良い相棒になったのですね。

森さん: そうなんですよ。「ポケちゃん」の存在は心強かったです。ペルーのクスコでは、昼間暖かかったので薄着だったのですが、標高が高いので夜になるとどんどん冷えてきたんです。夕食のレストランに入ってみても寒くて、「ブランケットはありませんか?」とポケトークで尋ねました。すると、なんと目の前に大きなヒーターを持って来てくれました(笑)。イタリアのベニスでは、ホテル代が高すぎるのでヨットに宿泊するつもりだったんです。でも、マリーナの中をいくら探しても目的の宿泊できるヨットが見つからず、本当に困ってもう泣きだしてしまいました。すると、通りかかった男性が声をかけてくれたんです。ポケトークをイタリア語にして、「ヨットが見つからず困っている」ことを伝えると、実はもう一つ別のマリーナがあって、そっちだということがわかり無事にたどり着けました。本当にトラブルのときはポケトークに助けられましたね。

森さん: またトラブルではないですが、イタリアのローマでは旅の中盤だったので、南半球用に持ってきていた防寒具やそれまでのお土産を日本に郵送することにしたんです。街中の郵便局に持っていってみると、窓口の人は英語だとぜんぜん取り合ってくれない。ポケトークで「この荷物を日本に送りたい」「どの書類に、なにを書けばいいのか」「送料はいくらか」といろいろイタリア語で聞いていると、次第に打ち解けてきちんと対応してもらえ無事に発送することができました。

―― ほかに印象に残っておられるエピソードはありますか?

森さん: オーストリアのウィーンでは17〜18歳くらいの男の子たちに、ポケトークで「駅はどっち?」と聞いたのですが、すると男の子たちが「その機械はなんだ!」と盛り上がって。日本の翻訳機だと教えてあげると、そのままスマホで「いま僕もアマゾンで買ったよ」って! びっくりしました。 また、ローマでは逆に、なぜかよく道を聞かれたんです。あるときは、観光地に向かうバスの中で女の子のグループからも「このバスで合ってる?」と聞かれたので、隣りにいたイタリア人の方にポケトークで代わりに聞いてあげて答えました。すると今度は、後ろの席のカップルがなんだか話しかけてきます。英語で出身を聞くと「ジョージア」だとわかったので、ポケトークを日本語とジョージア語に設定して、そこからこのカップルともポケトークで会話が始まりました。ポケトークを使うと、本当に突然目の前が開けたような気分になりましたね。

―― 乗り物に乗る際も、ポケトークが役に立ったそうですね。

森さん: はい! もう一人旅なので、なんでも自分で伝えなければなりません。先ほどのバスも、ローマ観光に便利なローマパスというものがあるのですが、チケットを購入する際に乗り物だけのチケットにするのか、美術館などの入場券を含んだチケットにするかなど、その違いをポケトークで確認することができました。ローマには2日間滞在したのですが、ポケトークで詳細を確認していなければ、重複したチケットを買ってしまうところでした。

テレビを訳してみたり、現地の人と触れ合ったり。
ポケトークがあればさらに旅が楽しくなる

―― 現地で面白い活用法を試されたそうですね。

森さん: 南米地域のホテルでは、テレビでNHKが見られることが多かったのですが、ヨーロッパでは現地のニュースしか放送がありませんでした。そこで、テレビのスピーカーにポケトークを近づけて翻訳を試してみたんです。テレビはかなり長文を一息にしゃべるので、すべてを完璧に翻訳というわけにはいきませんでしたが、おおよそなにが起きているのかはわかりましたね。

―― ポケトークに改善してほしい点はありましたか?

森さん: ポケトークを初めて見る人は、ピッと読み取りの音が鳴る前にしゃべりだしてしまうので、選択した現地語で「音が鳴ったら話してください」、「翻訳中なのでお待ちください」といったインフォメーションが入ればいいなと思いました。一方で、この読み取りの開始音や翻訳を読み上げる音声を出さない“マナーモード”もあればいいですね。音量調整はできますが、旅行中は音を出せない場所もあるので。

―― どんな方に、ポケトークを勧めたいですか?

森さん: わたしくらいの50代の女性にぜひお勧めしたいです。日本人女性は、一人旅に結構向いていると思うんです。お行儀がいいし、若く見られるし、どこでも溶け込めます。日本語以外ぜんぜんダメでも、英語ができなくても、ポケトークがあれば大丈夫です。ポケトークと笑顔で、もっと自由に海外旅行を楽しんでほしいですね。友だちや家族と旅行するのも楽しいですが、そうするとずっと日本語で話しますよね。一人だと、現地の方に話しかけるしかないですから。現地の方との触れ合いという楽しさが増え、ラッキーなこともあったり、思い出がたくさんできますよ。もし今回の世界一周旅行にポケトークがなかったら、まったく違う旅になっていたと思います。あとになって、こんなにポケトークを使う場面があったんだと思い返されます。本当に常に使っていて、命綱であり、一人旅の大事な友でした。