ユーザーインタビュー②

ポケトーク/服部 昌様

海外での買い物や探索に大活躍するポケトークは、
世界を「遊ぶ」パートナー。

奈良県にお住まいの服部 昌さんは、計測や機械制御関連のエンジニアとしてご活躍され、大学院で制御理論やAIといった分野の非常勤講師を務めています。学生時代から山登りが趣味で、現在は奥様との海外旅行も楽しんでいます。ポケトークを購入したことで見知らぬ地での発見や出会いなど、旅のだいご味がより感じられるようになったという服部さんのお話をご紹介します。

音声認識の正確さと、おもちゃ感覚のデザインがお気に入り

――これまでどのような国を旅行されましたか?

服部さん: 若いころは登山をしにスイスやネパールに行きました。60歳を越えてからは、毎年妻と一緒に台湾に行っています。

――ポケトークを購入される前は、現地でどのように会話されていたのでしょう?

服部さん: 基本的には簡単な英語とボディランゲージですね。1988年にスイスに行ったときは、6ヵ国語を翻訳できる電子手帳を持っていきました。しかし、当時の端末は翻訳精度がまだまだ低くて、使い物にはなりませんでした。それでも、山小屋で知り合ったイタリア人クライマーが大変気に入ったといって、ディナーをごちそうになる代わりにその端末を譲ることになったということがありました。

――ポケトークの存在はどのように知られましたか?

服部さん:ソースネクストのメルマガです。電子手帳の件もあって、携帯端末で精度の高い翻訳ができる端末が出ないかとずっと待っていたのですが、ポケトークは通信を使ってクラウドで翻訳すると知り、「これなら使えるかも!」と興味を持って妻を説得したんです。

――初めてポケトークに触れたときの感想はいかがでしたか?

服部さん: まずは、日本語の音声認識がしっかりしていると感じました。多少関西なまりが入っても、正確に翻訳してくれます。また、このデザインも適度な“ユルさ”があって良いですよね。丸みがありおもちゃ感覚で使えます。会話する相手との距離感も縮まりやすいと思いました。

ショッピングや観光でも一歩踏み込んだ会話が可能に

――海外ではどのようなシーンでよく使われましたか?

服部さん: ショッピングや道を聞く際に役立つことはもちろんですが、私は現地の方々とのコミュニケーションを楽しむためにポケトークを使っています。妻と海外に行くときは、地元でも知られていない場所や、ガイドブックに載っていないところをよく訪れるので、予期せぬできごとや出会いがあります。そんな海外旅行ならではのだいごみも、ポケトークがあれば現地の方との距離感が縮まって、より楽しみやすくなると思っています。「次はどんなシーンでポケトークが使えるかな」と考えながら、まだ見ぬ場所を巡るのは楽しいものです。 もちろん、買い物や道を尋ねる際も役立ちます。台湾に旅行に行った際、現地で暮らしている友人にポケトークを試してみてもらったところ、「これなら十分使えるね」とお墨付きをもらいました。

――旅行中、なにか「ポケトークがあって良かった」と思われたできごとはありましたか?

服部さん:台湾である市場を訪ねた際、Googleマップでは営業中になっているのに閉まっていたことがあったんです。通りがかった人にポケトークで聞いてみると、予告なく閉まることがあると事情がわかって安心することができました。また台北の登山用品店に、クライミング用のちょっとファンキーなチョークバッグを買いに行ったのですが、ほしかった商品が売り切れていました。在庫がないか尋ねてみると、ほかに売っているお店を教えてくれて無事に購入することができ、店員さんとの会話も弾みました。

――少し踏み込んだやりとりにつながったんですね。

服部さん: はい。台湾マッサージを受けたときは、店員さんが盛んに話しかけてくるので、ポケトークで翻訳してみるともっと疲れがとれるコースをすすめてくれているとわかりました。 また、南山福徳宮といって、山の中腹にお金の神様を祀っている地元のコアなお宮さんがあるのですが、タクシーを頼むと普通はふもとの駐車場で降ろされます。私たちはそれがわかっていたので、運転手さんにポケトークで説明して頂上まで送ってもらい、帰りも参拝が済むまで待ってもらうようにお願いしました。 それから、大王蓮という大きな蓮に乗れるところがあって、タクシーの運転手さんも知らないと言うのですが、そんな辺鄙な?ところまで行っちゃいました。

――旅行以外でも活用されているそうですね。

服部さん: エンジニアという仕事柄、英語の論文を読むことがあるのですが、分からない英語を調べる時に使っています。スピードが速くて精度も高いので、訳したいところを読み上げれば、辞書を引くより手早く正確に訳せます。 また、自分の書いた論文の英語版では、部分的に間違って訳されていることもあります。例えば「熱処理」という単語は、一般的には「heat treatment」と訳されますが、私が携わっている半導体や電子部品の分野では「thermal processing」が正解です。こうした専門的な部分も含めて、英訳をチェックする際にもポケトークを活用しています。

言葉の壁を越えて、コミュニティを結ぶツールに

――ポケトークに改善してほしい点はありますか?

服部さん: 文字の表示サイズが大きくなればなお良いですね。台湾では特に、音声の読み上げを待たずに画面をのぞきこんで、表示される文章を読もうとする方が多かったのでそう感じました。また、片手で使いたい場面が多い旅先ならではですが、操作ボタンは端末の上面ではなく側面に配置したほうが便利かなと思います。

――ポケトークにこんな風に進化してほしいと期待される点はありますか?

服部さん: ポケトークを介したコミュニティができれば面白いと思います。アルプスやヒマラヤでは、世界中から訪れる登山者同志が天候や状況についての情報交換を行い、自然にコミュニティが生まれています。こうしたコミュニティはほかにも無数にあるので、言葉の壁を取り払うことのできるポケトークには、人々がつながるためのきっかけになってほしいと思います。

――今後、ポケトークをどのように活用したいと思いますか?

服部さん: 今後は、スリランカやネパール、チベット、モンゴルといった国々にもポケトークを持って行ってみたいと思っています。私は快適でぜいたくな旅をするより、いわゆる「辺境」と呼ばれる国に行って、思うままに探索して現地の方と触れ合ったり、その地域で日常的に食べられているものを味わったりすることに魅力を感じます。台湾でも、ポケトークを使ってそういった楽しみをたくさん味わうことができました。当初は、「またへんなおもちゃ買って」と白い目だった妻も、「次は私も使ってみる」と言い出して、これからももっと楽しく遊ばせてくれるツールになりそうだと期待しています。