日本語教師の私がポケトークを活用すれば、独学で英語ができるようになるのか

MOMOKO【日本語教師】

MOMOKO【日本語教師】

2024年06月30日

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。

目次

  • ◆実験の目的と背景
  • ◆検証したいこと
  • ◆活動の概要
  • ◆アウトプット・成果
  • ◆実験の測定方法
  • ◆スケジュール・進め方

◆実験の目的と背景

英語を10年も勉強したのに話せないのはなぜか。
多くの日本人が感じていることだろう。特に大学受験した人はあれだけの単語や文法を覚えたのに、いざ英語話者を前にすると、一言二言話すのがやっとだ。相手が私が覚えた単語量を知ったら驚くほどのインプットとアウトプットの差だ。
悔しいじゃないか。あれだけ勉強したのに。という思いがずっとあった。
英語をどうにかしようと、英会話のレッスンを受けたこともある。
体系的に教え方が定まっていないレッスンを受けたせいもあって、何一つ上達した気がしないまま辞めてしまった。
でも、私は日本語教師だ。
様々な練習方法を考え、日本語学習者たちに提供してきた。
自分でカリキュラムを作り、その通りに実行すれば自力で話せるようになるのではないか、常々そう思っていた。
計画は立てられたとしても、使えるようになるには正しい英語を教えてくれる存在も必要だ。
そこに現れたのがポケトークだ。
正しい英語はポケトークに教えてもらおう。

◆検証したいこと

ポケトークの公式サイトを見てみると、「自信をもって、スラスラ外国語を話せるようになる」と書かれていて、「おすすめの勉強方法」の記事もあった。
それに沿って、具体的な練習方法を考え、実行すれば本当に話せるようになるか検証したい。
また、もしポケトークを活用することで英語が話せるようになるのなら、AIに語学教師の仕事を奪われる可能性もある。その点も考察したい。

◆活動の概要

①「おすすめの勉強方法(4段階)」に沿って、英語の練習をする。
②練習した内容、方法、時間を記録する。
③4つの段階ごとに到達度を確認する。
④全ての活動はポケトークを中心に行い、補助的に無料のAIやコンテンツの活用はOKとする。(お金をかけない)
※全ての活動は隙間時間や夜や朝の自由時間に行う。(本業に支障が出ないように)

◆アウトプット・成果

記録
①できるだけ日々やった内容をXに書く
②1週間ごとにやった内容をnoteに書く
③段階ごとの到達度をnoteに書く(実験の測定方法に沿って)
※その他、英語を話す機会があれば、成果がでているか書く

◆実験の測定方法

1.Beforeの英語力をテストで測る。

2.段階①発音の基礎を身につける

ポケトークの正誤判定機能を利用して、誤が出ないようになればOK
※「発音練習」は翻訳履歴から行う。

3.段階②中学レベルの「英文法」と「語彙」を学ぶ

そのレベルの練習問題を行い、成果を確認する。

4.段階③リスニング/リーディング力を鍛える

映画を字幕なしで見て、どのぐらい理解できるか確認する。(2回)
あらすじを英語で読んで、どのぐらい理解できるか確認する。

5.段階④ライティング、スピーキング力を鍛える

旅行をテーマに英語の記事を書く。
英語話者に協力を依頼し、旅行をテーマに英語で会話してみる。

6.Afterの英語力をテストで測る。

◆スケジュール・進め方

到達目標:

  • ・旅行の際に困らない程度の英語力をつける
  • ・日本語のオンラインレッスンの際に必要な英語力をつける

教材:

数々の英語ブログでお勧めされていた映画「ターミナル」を使う。
映画全編を全訳して、中学レベルの「英文法」と「語彙」をAIで抽出

1.発音練習で「基礎」を身につける(2週間重点を置く、そのあと毎日数分)
※まずは、単語を読み上げて、正確に聞き取ってくれるかチェックする。

  • (1)単語レベル
  • (2)文レベル
  • (3)まとまりレベル

2.中学レベルの「英文法」と「語彙」を学ぶ

語彙🟰映画の内容
英文法🟰センテンスから文法を調べて学ぶ

3.リスニング/リーディング力を鍛える

・ここで初めて映画を見る

  • ⅰ全編通して、字幕なしで見る 何%分かったか?
  • ⅱ 5分ごとにまとまりを作り、シャドーイング→最後まで
  • ⅲ リーディングをする
  • ⅳ もう一度全編見てみる

4.ライティング、スピーキング力を鍛える

・英語でXを書く。
※ポケトークを使用した日記の書き方に倣う

・会話を練習する
英語話者に協力を依頼し、旅行をテーマに英語で会話してみる。

◆まとめ

今回の研究のポイントは

  • ・自分で自分をコーチングする
  • ・隙間時間を活用してできるだけ、毎日英語に触れる時間を作る

この2点だ。
計画はがっちり作るけど、ゆる~く実行して、どれだけ成果が出るかというところを見てみたい。
これで英語ができるようになったら、この方法をひろめていきたい!