こんにちは、homiwoです。
先日ベトナム旅行に行ってきました!
ホーチミンの有名な観光地であり、歴史を知る上で重要な建造物でもある統一会堂で
ポケトークを使ってきたのでレポートします。
目次
- ・ベトナムってどんな国?
- ・統一会堂とは?
- ・ポケトークを使ってみる
- ・まとめ
ベトナムってどんな国?
ホーチミン1区の夜景
ベトナムは東南アジアに位置する国で南北に長細い形をしています。
首都は北部のハノイで、人口は約1億30万人です。
北部は中国、中部はタイ、ラオス、南部はカンボジアが隣接しています。
ベトナムの独立までの歴史は長く悲惨なものでした。
19世紀半ばからフランスの植民地となり、1945年にベトナム民主共和国として独立するまで、フランスの支配下から抜け出すことができませんでした。
その後も、ベトナムの独立を許さないフランスとの戦い「インドシナ戦争」が起こり、インドシナ戦争停戦後には、アメリカをはじめとする資本主義国が味方する南ベトナムと、旧ソ連をはじめとする北ベトナムが味方する北ベトナムとの戦い「ベトナム戦争」が起こり、長い間が戦争が続きます。
そして、1975年に北ベトナムが勝利し、アメリカが撤退することで戦争が終結し、翌年1976年4月30日にベトナム社会主義共和国として南北が統一されました。
今でこそ、高層ビルが立ち並び、多くの観光客で賑わう、活気のある明るい国ですが、残酷で過酷な歴史はベトナムを語る上で忘れることはできません。
統一会堂とは?
統一会堂(外観)
統一会堂は、フランス植民地時代にフランス人のために建てられた建物でしたが、戦争により破壊されてしまいました。
当時は西洋風の外装と内装だったことが記録に残されています。
現存の統一会堂は、ベトナム戦争時代再建されたもので、南ベトナムのトップのために作られた建物だと言っても過言ではないでしょう。
統一会堂(カンファレンスルーム)
南ベトナムの上層部は、資本主義諸国が味方についていたこともあり、豪華で煌びやかな生活をしていました。
大きな会議室、会食スペース、宿泊施設、映画館やビリヤードなどが残っており当時の生活がよくわかります。
一方で、地下室には、通信機や暗号解読機、戦線の動向が書かれた地図などが残っており、戦争の恐ろしさを感じます。
統一会堂(戦車)
1975年に、統一会堂に北ベトナムの戦車が乗り込み、戦争が終わったことでもこの場所は有名です。
統一会堂は、植民地時代から南北戦争までをみてきた建造物です。
ベトナムの独立までの歴史を知るため必ず訪れたい場所です。
ポケトークを使ってみる
統一会堂は有名な観光地ですが、掲示はベトナム語、英語、フランス語の3カ国語で日本語はありません。
そのため、ポケトークのカメラ翻訳機能を使って翻訳をしました。
撮影後数秒で、写真の上に翻訳後の文章が表示されます。
写真をタップすると、翻訳前後の文章が活字で表示されるので、読みやすくて分かりやすかったです。
読み上げ機能もついているので、必要があれば活用するのもいいかもしれません。
カメラ翻訳時の様子 原文の上に重なる形で翻訳される
内容に関しては、体感的に80%〜90%くらいの精度で翻訳されていたと思います。
その場所で何が行われたのか、何が有名なのかを理解することができ、歴史を深く知ることができ重宝しました。
カメラ翻訳時の様子 原文の上に重なる形で翻訳される
一方で、人名、地名、役職名、省庁の名前など、固有名詞やベトナム・日本語特有の単語に関しては、カタカナ表記になってしまったり、誤って翻訳されたりと、うまく翻訳されないことがありました。
AMBASSADORS CHAMBER がカタカナで訳されている
黄色ハイライト部分 日本語では × 人見浩氏→⚪︎人見宏 × 統一宮殿→⚪︎統一会堂
また、地下室には電波が飛んでいないため、地下室では一切翻訳ができなかったのも惜しかったです。
写真を撮っておき、地上に戻ってから翻訳しましたが、展示物を見ながら掲示を読みたかったと感じます。
AI搭載やオフライン機能があれば、より使いやすいのではないかと思いました。
まとめ
観光地には現地語と英語の掲示はあっても、日本語があることはまれです。
私は英語が話せますが、案内板には難しい単語や専門用語も多く、私のレベルでは翻訳機なしで読み進めるのは難しかったため、今回はポケトークに非常に助けられました。
翻訳制度も内容を理解するのに十分ですし、wifiがある場所では十分役に立っていたので、ポケトークは旅をもっと楽しくするパートナーとしてありだと思います。
*ちなみに、統一会堂では日本語の音声ガイドがレンタルできるので、そちらを併用するのがおすすめです!
私は全部回り終わった後にそのサービスに気づいたので手遅れでした。