みずほ証券株式会社様の場合
本記事のポイント
執行役員 飯野様インタビュー
- 導入の決め手は「精度」
- ブラウザベースの使い勝手の良さ
- 議事録作成にも活用
- 丁寧なカスタマーサポート
社員様インタビュー
- これまでの外国語会議対応
- 海外拠点との会議に活用
- あらゆる会議システムで使える便利さ
みずほ証券株式会社(以下、同社)では、“ビジネスの現場における「言葉の壁」”に着目し、同社内におけるグローバルコミュニケーションツールとして、AI同時通訳「ポケトーク ライブ通訳」を導入されました。
海外に21拠点(※)を有する同社の社内外のコミュニケーションは、日本語と英語のみならず、中国語やベトナム語、ドイツ語、フランス語など多数の言語にわたり、グローバルなコミュニケーションが頻繁に交わされています。
この度の導入を決定された「グローバル投資銀行部門」の執行役員 飯野様と、現場で使われている社員の方に、AI同時通訳「ポケトーク ライブ通訳 」の導入効果と背景について、お話を伺いました。
(※2024年9月時点)
-「ポケトーク ライブ通訳」導入の背景を教えてください
飯野様:様々なソリューションを比較検討しましたが、その中でもポケトークが一番音声認識精度と翻訳精度が非常に高く、導入の決め手となりました。

飯野 執行役員
-特に良かったのはどのような点ですか?
飯野様:ブラウザベースのため事前のインストール等もなく、使い勝手がとても良い事に驚いています。
例えば、会議前の忙しい時でも、すぐに立ち上げることが出来たり、お客様によって異なる会議ツールを使う場合でも、全てに対応できる点がとても便利です。
-どのようなシーンで活用していますか?
飯野様:外国語での会議はもちろんのこと、日本語のみの会議に関しても議事録作成ツールとして大変便利に活用させていただいております。
手元で「ポケトーク ライブ通訳」を立ち上げておくことで、タイムスタンプ付きの会話履歴がすぐにダウンロードできるので、議事録作成の工数が大幅に削減できました。また、会議ツールの制約上録音ができない会議でも、自分自身のメモ機能として活用できます。

日本語での会議にも議事録ツールとして使用
-導入はスムーズにできましたか?
飯野様:導入にあたってのセキュリティチェックや、利用開始に向けてのカスタマーサクセスなど丁寧に対応いただきました。
特に、金融機関ならではのセキュリティチェックや、社内的な稟議プロセスにも柔軟に対応いただけたことで、検討から導入までスムーズに実施することができました。音声でやり取りされる内容が証券会社として高い機密性を求められる法人関係情報であるため、音声データがシステムに保存されないことも安心なポイントです。
現場でご活用されている社員の方にもお話を伺いました

-これまで、外国語での会議はどのように実施・対応されていましたか?
英語で実施されるオンライン会議の場合は、画面録画をし、オンライン会議ツールの字幕機能を使っていました。会議に付属している字幕機能は実用面を考えると不自然な翻訳も多く、既存の字幕機能については活用機会が限られていました。
対面で実施する重要なカンファレンスの際には、参加者の英語力に合わせて人間の通訳者を手配して対応していました。
-人間の通訳者を手配する場合は、どの程度の時間がかかっていましたか?
人間の通訳者を手配する場合、スケジュールと予算を考慮し通訳者を予約、事前に資料共有の上で打ち合わせが必要になることもあり、当日までの実務負担は大きくなります。
-「ポケトークライブ通訳」をどのような会議で使用しているか教えてください。
海外拠点との対面会議やオンライン会議で使用しています。
通訳機能はもちろん、2言語間での文字起こし機能も活用しており、議事録の作成に役立てています。他社が主催するオンライン会議でも、会議システム問わずに使えるので、議事録の作成ツールとして活用しています。
英語での会議では、グループ内における海外拠点や外国法人のお客様とのコミュニケーションで主に活用しております。

英語でのオンライン会議に使用
-「ポケトーク ライブ通訳」に搭載されている中で、よく使う機能を教えてください。
基本的に海外とのオンライン会議が主流なので、パソコンの音声を直接取り込むことができる「ブラウザの音を通訳」する機能を使うことが多いです。
パソコンの音声を直接取り込むことができるので音声認識精度もよく、正確な文字起こしをすぐにダウンロードすることができます。

-証券業務ならではの活用利点があれば教えてください。
対面会議やオンライン会議、また、ハイブリッド開催の会議など、多様な会議がある中で、それらすべてをカバーできる点が便利だと感じています。
オンライン会議の場合、当社が主催者ではないケースも多くありますが、あらゆる会議システムに使える点が便利です。また、顧客より議事録作成を依頼されるケースが多い中、自分自身のメモ機能として活用しています。
また、例えば株価や業績に関する数字を会議中に会話することも多く、そのような数字も問題なく文字起こしができています。
-よく使用する言語はありますか?
英語から日本語への通訳として使用するケースが多いです。
加えて議事録作成も重要な業務のひとつなので、日本語同士の会議でも活用しています。
また、今後活用していきたい言語として中国語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語などを想定しています。