関西弁で通じるか? 今回は、関西弁の翻訳品質を検証します。独特な言い回しやイントネーションの多い関西弁。果たしてポケトークは、関西弁で話しかけても認識してくれるのか。関西出身者の協力を得て、ネイティブな関西弁で試します。 まずは定番で検証 関西弁の定番ともいえる言葉から試してみます。 「なんでやねん」 Why 「ほんまかいな」 Are you serious ? 「なんであかんの?」 Why not ? なんと、しっかり翻訳できました。ほんま→serious、あかん→notなど、 3つの言葉は完璧に意味を捉えられています。 少し長めの文章にも挑戦 続いて、難易度を上げて、少し長めの文章で試してみました。 「この漫画ほんまにおもろいなあ。」 This manga is really interesting. 「たこ焼きはめっちゃ美味しいで。」 Takoyaki is really delicious. 「辛いもん苦手なんやけど、何かお勧めありますか?」 I’m not good at spicy food, but do you have any recommendations? 「辛いもん」や「なんやけど」なども認識しました。「ほんま」は 短い文章の時は「serious」だったのが、ここでは「really」と翻訳され、 画一的ではなく細かいニュアンスまで捉えています。 難易度高の「ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」 ここまで問題なく翻訳できた勢いを駆って、アクセントで意味が異なる同じ言葉が続く 超・高難易度の「ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」(標準語では、ちゃうちゃうとは違うのではないか?)に挑戦。 善戦するも… 「ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」 Chow Chow 犬種の「チャウチャウ」はクリアしたものの、 その先の「違うのではないか」までは翻訳できませんでした。 簡単な言葉なら関西弁でも翻訳できる 基本的には標準語に比べると翻訳精度が下がりますが、一部の関西弁は問題なく認識でき、 細かなニュアンスも捉えて翻訳してくれるので、関西弁で話しても十分コミュニケーションは取れそうです。 おすすめ記事 「オノマトペ」の使い分け 日本語にたくさんあるオノマトペをどこまで翻訳できるか検証します。 結果はこちら 「やばい」の使い分け 多様な意味で使われる「やばい」を、どこまで正確に翻訳できるか検証します。 結果はこちら 流行語 漫画から普段の暮らしまで、あらゆる場面で新しい言葉が生まれています。ポケトークは果たしてどこまで時代の流れについていけているのか検証します。 結果はこちら 記事一覧に戻る
なんと、しっかり翻訳できました。ほんま→serious、あかん→notなど、
3つの言葉は完璧に意味を捉えられています。