ポケトークライブ通訳を使ってドイツの番組を見てみたら、通訳なしの10倍楽しめた!
はな|ライフコーチ
2024年11月19日
こんにちは!はなです🌼
今回の記事は新しい働き方ラボに関する記事になります。
現在私は、ポケトーク社の「楽しみながら外国語に触れたら、自然と、語学力がアップするのか?」という指定企画に参加しております。
今回は、ライブ通訳機能を使ってドイツのコンテスト番組をしてみました!
今回見た番組は、以前ドイツ語のみで見たことがあったので、
- ・ライブ通訳ありで見てみた感想
- ・ライブ通訳を使って番組を見る際のメリットと注意点
をレポートしていきたいと思います☺️
目次
はじめに
- ・ポケトークライブ通訳機能とは
- ・私のドイツ語レベル:B1~B2
- ・今回みたドイツの番組
感想:ライブ通訳があった方が何倍も楽しめる!
- ・各課題のルール、ポイントが理解できた
- ・参加者の緊張感や興奮が理解できた
- ・審査員の評価を理解でき、結果を予想できた
- ・美味しそうなお菓子の作り方、難しさを知れた
メリットと注意点
はじめに
ポケトークライブ通訳機能とは
ポケトークとは言語翻訳をしてくれるデバイスですが、ライブ通訳機能はweb上で外国語をリアルタイムに翻訳してくれるサービスです。
外国語での会議に、「ポケトークライブ通訳」|POCKETALK(ポケトーク)
オンライン会議などで、相手が話したことをリアルタイムに翻訳し、音声で聞ける・テキストで読めるソフトです。自分が話したことも私のドイツ語レベル:B1~B2
私のドイツ語レベルはB1〜B2です。
大学時代にB2レベルに合格してから時間が経っているので、多少下がっているかなと思います。
ドイツ語のレベルはA1から始まり、A2、B1、B2、C1、C2と続きます。つまりC2が最高レベルということです。
私が受験したドイツ語検定機関Goethe-Zertifikatでは、B2レベルは次のように定義されています。
この試験に合格すると、熟練したドイツ語能力を証明することができます。
Goethe-Zertifikat B2 - ドイツ語検定試験
・具体的、あるいは抽象的なテーマに関する複雑な文の主な内容を理解し、自分の専門領域では専門的な議論も理解することができます
・自然に、滑らかに意思を伝え、ドイツ語を母語とする人と、互いにとくに苦労することなく普通に会話することができます
・幅広いテーマについて、明確で詳細に意見を述べ、時事的な問題への見解を表明し、様々な可能性の長所、短所を挙げることができます
Goethe-Zertifikat B2 - ドイツ語検定試験
私のこのドイツ語レベルでは、日常会話は話すことも聞くことも大方できますが、正直、現地の番組で話される内容を全て理解することはできません。
とくに、全く関わったことのない専門用語に関しては知識が乏しいです。
今回みたドイツの番組
私が今回ライブ通訳を使って見たのは"Das große Backen"という番組です。
英語に直訳するとThe big baking。
この番組は、参加者の中からドイツで最も優れたアマチュア菓子職人を選出するコンテスト番組です。
応募者の中から10人の参加者が選ばれ、各ステージで審査員の判定によって人数が減らされていきます。
各ステージでいくつかの課題が与えられ、彼らはこれらの課題をクリアしなければいけません。
優勝者は自分のお気に入りのレシピを本に掲載することができ、1万ユーロ(160円/ユーロで計算すると160万円)とカップケーキの形をした金のトロフィーを受けとります。
私が今回見たのは2024年版の最終ステージ。
参加者が3人に絞られたところからスタートし、最後は2人で決勝戦を繰り広げます。
感想:ライブ通訳があった方が何倍も楽しめる!
実は、私はこの番組を1か月ほど前に初めて知りました。
ホストファミリーと一緒に見たのがきっかけです。
この番組はもちろん日本語訳されていないので、日本語字幕はありません。Youtubeであれば自動翻訳で日本語字幕をつけることもできますが、この番組はドイツのサイトで配信されているため、他言語への翻訳ができない状態です。
そのため当時は理解できない場面が多くありました。
美味しそうなお菓子ができていくのを見ること自体は楽しく、全体的に番組として楽しむことはできたのですが、どうしても審査員の細かい評価や課題の詳細なルールへの理解が欠けるため、一緒に見ているホストファミリーの「この人が勝ちそうだね、、、どう思う?」「えー私はこの人だと思うけど!」というやりとりにはあまり入れませんでした😂
そんな私が今回ライブ通訳を使って番組を見てみたら、体感で当時よりも10倍は楽しむことができました!
(10倍という数字はただただ体感ですが🤣)まずは私がライブ通訳を使ったら10倍楽しめた理由をご紹介します。
・各課題のルール、ポイントが理解できた
参加者に課せられる課題やルールを理解することができたというのは、この番組を楽しめた一番の要因だと思います。
課題やルールの詳細を理解し、何が勝負のポイントになるかがわかったことで、製品を作っている途中にどこに注目すればいいかわかるようになり、審査員目線で番組を楽しむことができました。
・参加者の緊張感や興奮が理解できた
参加者が製品を作っている際中のナレーションで、どこが難しいポイントなのか、今映し出されている人の手元で何が起こっているのかを解説しており、そこが理解できると参加者にも感情移入することができました。
彼らの緊張感や興奮が理解できたことで、より一層番組を楽しめたと思います。
・審査員の評価を理解でき、結果を予想できた
各課題の最後に審査員が参加者の製品を評価し、その後ランキングや点数が発表されるという流れなのですが、審査員の評価をしっかり理解できたため、結果が発表されるまでに「この人が勝つかな?」という予想をすることができ、そのわくわくを感じられて楽しかったです。
・美味しそうなお菓子の作り方、難しさを知れた
製品を製作中に、作り方の工程やポイントもナレーションで説明されます。
ここが理解できることでお菓子の作り方やその難しさも知ることができて、それ自体も面白かったです。
ライブ通訳のおかげで、以上の4点において楽しめるようになったことで、1か月前に見た時よりも体感で10倍、いやそれ以上に番組に夢中になることができました。
メリットと注意点
続いて、私が感じた「ライブ通訳で外国語の番組をみる際のメリットと注意点」をご紹介します。
メリット①完全に現地語でしか放送されていない番組を楽しめる
これが一番のメリットではないでしょうか。
世界には数えきれないほど面白い番組があるはずですが、その全てが世界中の言語に翻訳されているわけではありません。
現地の言葉でしか配信されていない面白い番組を、母国語の通訳付きで見られるなんて贅沢ですよね!
メリット②わからない時にすぐ翻訳を確認できる
web配信されている番組であれば同一画面に番組と通訳画面を表示できるため、番組に置いていかれることなく、視線の移動だけで日本語翻訳を確認することができます。
メリット③ぐっと感情移入できて番組を楽しめる
話の詳細な部分までしっかり理解できることで、感情移入して番組を楽しむことができます。
私はこの番組の決勝戦で、参加者2人の家族や友人が応援メッセージを届ける場面でかなりうるうる来ました🥹
これは、ここまでの本人たちの葛藤や技術的な難しさを乗り越えてきた様子を理解できていたからこそ湧き上がる感情だったと思います。
注意点①新しく学び始めたばかりの言語、全く知らない言語だと少し難しいかも
私は今回、一つの画面に番組と通訳画面を両方表示させながら鑑賞しましたが、基本的には通訳画面を見ずに番組を見ていました。
専門的な話になった際や単語が理解できなかった際に、適宜視線を通訳画面に移すという形をとりました。
これが全くゼロベースの言語だと常に翻訳文を追うことになり、番組自体を楽しみきるのは難しいかなと思います。
もちろんニュースなど、情報が第一優先になる場合には適していると思いますが、映像も楽しみたい場合は、ある程度知識のある言語で通訳は補助的に使うのがおすすめです。
注意点②90分連続で鑑賞すると通訳が一時停止される
この番組は合計100分の番組だったのですが、90分経過時点で通訳画面に「90分連続で使用されたため、一時停止しました」というようなポップが表示されました。
すぐに「再開する」をクリックすれば問題ありませんが、念の為記載しておきます。
さいごに
元々ライブ通訳なしでも「面白いな」と感じていた番組でしたが、ライブ通訳を使って詳細まで理解できると、「こんなにも心から番組を楽しめるのか!」と感動しました。
ドイツでは日本語字幕のある映画は少なく、テレビ番組にはもちろん翻訳はないので、これまであまり面白いものを見つけられませんでした。
ドイツ人におすすめされても、「どうせ全部は理解できなくて退屈になっちゃうからなぁ」とあまり気乗りしない始末、、、。
しかし今回ライブ通訳という手段を知ることができたので、どんどんドイツの番組を開拓してみたいという好奇心が湧いてきました!
言語学習は好奇心や興味がモチベーションに直結すると思っているので、他言語を好きになって勉強のモチベーションを上げるためにも、ライブ通訳は大いに活躍するなと思います☺️