【最終報告】ポケトークを日常使いしたら、親と子供の語学力がアップするか
ざっきー
2024年12月15日
2024年6月から、新しい働き方LAB4期生として実験を進めてきました。
4期生のテーマは「3年後の未来を考える〜ACT LOCAL〜」
実は、3年前にメンタル不調の休職から復職したんですが、その時に決めたのが、「2年間で働き方を変える!」ということ。
去年も自主企画で参加し、新しい働き方を見つけつつありましたが、今回は本業に役立つ実験に挑戦しました。
その最終報告としてまとめます。
目次
- 実験計画のおさらい
- 実験の内容
- 実験の背景
- 実験結果
- 実験画時の目標に対して
- 実験計画時に想定していなかった効果
- 具体的に実施したこと
- ポケトークを使用し記事を執筆
- 英語に触れる機会を作れた
- 実験終了後の変化と今後
実験計画のおさらい
最初に今回の指定企画「ポケトーク」での僕の実験計画についておさらいです。
実験の内容
「ポケトークを日常使いしたら、親と子供の語学力がアップするか」を実験テーマとして進めてきました。
ザックリいうと、ポケトークを使って下記の3つに挑戦しようというものです。
- 自分の英語力の向上
- 子供の英語力向上
- 未知の言語でのコミュニケーション
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
実験の背景
このテーマにした背景ですが、3つの目的に対して、
1.仕事で英語を使う機会が増えてきたので、英語力を伸ばしたい!
最近英語から逃げてました。10年前くらいに一度TOEICのスコアをあげるために英語の勉強時間を確保してましたが、最近は、子育てや本業などで英語まで意識がいってなかったので、本気をだしていきたいなと。
2.子供たちは運動系は好きだけど、英語にはまだ触れてきてないので、英語に触れるきっかけにしたい!
子供たちの習い事は水泳とか体操など運動系はやってるんですが、英語はやってないんです。僕が子供の時は、小学校5年生から英語の塾に入って、(中学の英語の授業も楽できたし)良かったなと感じてるので、そろそろ子供たちも英語に触れて欲しいんです。
3.韓国出張に行く機会が増えてきたけど、韓国語が全然わからんので、お店の人とコミュニケーションを取るのも一苦労。挑戦したい!
やっぱり単純にいろんな人とコミュニケーションできたら楽しいじゃないですか!?どこまでできるかトライしてみたいなって思ってます。
っていう感じです。
実験結果
最初に結論から!
3つの目標に対してどうだったか振り返ります。
実験画時の目標に対して
1.自分の英語力の向上
→微増という感じかなと思っています。
これは英語に触れる機会がこれまでの生活よりも確実に増えたためです。
とはいえ、触れる機会が多かっただけなので、
そのまま英語力アップに直結したかというと微妙です。
ポケトークを使って、英語力向上に繋げたかったのですが、約半年使ってみた感想としては、語学学習という面はそこまで強くなく、言語がわからない時のサポートツールだなという感じです。
2.子供の英語力向上 → ここはあんまりだったなと。
僕の方から、ポケトークを子供にも使わせたりもしましたが、変なことをいって、それで遊んでるだけなので、英語ってわけではなかったですね。
長男はマイクラが好きなのですが、プレイしてると、時々、英語表記があります。今は「わからない」っていって、スキップしちゃうのですが、「理解したい」ってなったときは、ポケトークを使って、ゲーム中の英語を翻訳するところから興味付けしていきたいなと思ってます。
3.未知の言語でのコミュニケーション → ここもできませんでした。
というものの、実験期間中に韓国出張の機会がなく、使う機会がありませんでした。
日本に来ている、英語以外の言語の人と知り合うのは、かなり難しいですしね。
来年、韓国出張が出てきたときには、ポケトークを使ってコミュニケーションを取ってみたいと思ってます。
実験計画時に想定していなかった効果
続いて、計画当初は目標にしていなかったけど、得られた効果について述べていきます。
・英語に触れる機会をたくさんもてた これが一番の成果だったかもしれないですね。
実験がなければ、行かないような場にも行けましたし。
英語の学習の幅も広げることができました。
具体的には、次の章で述べていきます。
・ポケトークの効果を実感
ぶっちゃけ、研究を始めたときは、『ポケトークじゃなくて、Google翻訳でいいんじゃない!?』なんて思ってました。
いくら精度がいいとかいっても、どっちもクラウド使って翻訳してるし、そこまでかわらないだろ!?って。
けど、実験期間中、奇しくも、他社のライブ翻訳ツールと、ポケトークライブ通訳を比較する場面があったわけですが、全然違う。。ポケトークライブ通訳の精度や使いやすさが圧倒的でした。
英語のカンファレンスやセミナーに参加するのも、ポケトークライブ通訳があれば、おそれることないですね。『参加したけど、英語に付いていけず、意味わから~ん』なんてことはなくなりますね。
・ガジェットの新しい使い方を考える機会になった
ポケトーク社からは、「色んな場面で使ってもらって、どんな使い方があるか、どんな場面だと効果的か、など、リアルな声を聞かせて欲しい」というリクエストがありました。
ガジェットの使い方や場面を工夫して考えるのって結構好きなんですよね。
効果の大小はあれど、いくつか新しい使い方を提案できたんじゃないかなって思ってます。
・記事の執筆と、ポケトークメディアへの掲載
ポケトークに関して、3つの記事をnoteで書かせてもらいました。
その記事たちは、ポケトーク社のHP内で掲載していただきました。
具体的に実施したこと
ここからは、もう少し詳しく具体的に実施したことを述べていきます。
ポケトークを使用し記事を執筆
ポケトークに関して執筆した記事は、中間報告も含めると4つ
クオリティのブレはありますが、利用している実際の場面の画像を使って説明したりと、それなりに力を入れて執筆させてもらいました。
英語に触れる機会を作れた
実験期間中につくれた、英語に触れる機会をあげると次のようなところです。
・Udemyで英語のコンテンツを受講
これは、Udmeyで英語コンテンツの勉強を実施しました。
・家でも少し英語を使う(ポケトークを使いつつ)
ここからは、本業とのつながりです
・オールイングリッシュの研修を受ける
会社で行われた、外国人講師が行うオールイングリッシュの研修を受講しました。
受講するか、かなり悩みましたが、「何事も挑戦だ!」との気持ちで受講しました。
・海外支社メンバーとの英語のやりとり
Teamsチャットや、メンバーと打ち合わせするときには、積極的に英語でのやりとりをしました。業務後の会食(飲み会)にも参加し、英語でのやりとりを楽しみました。
実験終了後の変化と今後
ポケトークを使って何かを生み出そうとしたモチベーションから、英語に触れる機会が多かったのがこの実験をした一番のメリットかなと感じてます。
このモチベーションは今も継続していて、やっぱり「英語のスキルを伸ばしたい!」って気持ちが強いわけです。
会社の計らいで、来年から(おそらく1月くらい)、AI英会話アプリの「スピークバディ」を使わせてもらえる機会をもらいました。
これも、「受講を希望する人はいますか?」の問いに、自分から「やりたいです」と即答しました。
今までだと、『勉強続けられるかな?』『英語スキルが伸びなかったらどうしよう…』なんてことを考えてしまってましたが、今回即答できたのは、英語に触れる機会が多かったからなんじゃないかなって思います。
あと、Meetupなどのサービスを使って英会話をする場にドンドン足を運びたいと思ってます。本当はこの実験期間中に行きたかったんですが、なかなか時間が作れずでした。。
新しい働き方に関する自己採点
勝手に自己採点しようと思いますw
下記の記事を参考にやってみます。
自分にとって新しい働き方か
5:自分にとって新しいことに挑戦している。自分ができることをかけ合わせながら新規性を有していることが、客観的にも明らかである。
英語学習なので、メチャクチャ新規性があるかというと少し疑問もありますが、個人的には新しい挑戦でした。
英語の学習に逃げてた自分から、意欲的な自分に変われたので。
本業での仕事と、今回の実験も上手くリンクできたかなと思ってます。
社会にとって新しい働き方か
4:社会にとって新しいことに挑戦している。かつ、他者へのインパクトを与える可能性を秘めている。
これは、個人の成果というよりは、この指定企画の成果だと思うんですが、聞いたところによると、ポケトーク社のメディア経由での成果がかなり出てるそうです。
研究員は楽しく実験できて、企業としては広告の費用対効果をあげることができる。Win-Winな関係なので、ポケトークに限らず、今回のオウンドメディアの作り方は横展開できる証明になったのでは!?と感じてます。
検証結果が客観的に評価できるか
2:評価ができる情報を提供しているが、主観的で水平展開できない
本来、英語力の状態や、ポケトークの利用時間などを記録していって、どのような関連があるかを調べたいと思ってました。ですが、英語力や利用時間などを記録していく時間がとれず(正確には、そこまでの気力も作れず)客観的なデータとしては少ないだろうなと思ってます。
実験前後の変化が見えるか
5:変化の有無が可視化されており、その結果が研究として有用である
今回の実験を通して、英語への意識は明らかに変わったと実感してます。 英会話のパーティーに行こうとも思わなかっただろうし、関東から福岡まで世界のデジタルノマドのイベントにも行こうと思わなかっただろうし、オールイングリッシュの研修を受けようとも思わなかっただろうし、英語学習の機会に自ら手を挙げることもなかっただろうなと…。
ポケトークの使い方を探ろうというモチベーションが、英語に触れる機会を増やし、それが英語を学ぼうというモチベーションになったのは大きい変化です。
良いスパイラルになるので、やりたいことと実験が完全にイコールでなくても、近しいことをやると、目的に近づくキッカケになるということは、個人的にも最高の発見でした。
所感
最後に所感です。
約半年間と少しの実験期間でしたが、正直あっという間でした。
もっと、ポケトークを使い倒したかったなとか、もっとトライアルしたいことあったのになと、不完全燃焼というか、悔いの残るところもありますが、仕事や家事・育児がありながら新しい挑戦をできたことは、褒めていきたいと思っています。
3年後の働き方を考えると、もっと英語を使って、仕事や価値観、行動の範囲を広げるきっかけになる貴重な実験となりました。
なんとか、半年間走り切れたのも、PMがポケトーク社と連携をとったり、メディアの移行を補助してくれたこと。ポケトーク社の関係者のみなさんがデバイスやサービスの提供をしていただき、執筆しやすい環境を作ってくれたこと。ポケトーク指定企画のメンバーがドンドン記事を出していて、負けてられないって思わせてくれたことだと思ってます。
ありがとうございました!!!