英語のリスニング勉強方法
上達のコツとおすすめの勉強法

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英語のリスニングをどのように勉強したら良いのか悩まれている方も多いでしょう。
ここでは、英語のおすすめリスニング勉強方法や上達のコツなどをご紹介いたします。
今の学習スタイルに不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

リスニングが上達しない原因

リスニングがなかなか上達せずに焦りや不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リスニングが上達しにくい方の中には、勉強方法に要因があることがほとんどです。
要因は一つではなく、複合的に影響している場合もあるので、
これよりご紹介する原因の中でご自身に当てはまる項目をチェックしてみてください。

1.知らない単語が多い

英語のリスニングに慣れてくると、知らない単語が少々あっても、
前後の文脈から意味を想像できるようになります。
しかし、知らない単語が多いと文脈から想像できないので、
英文の意味を想像することが難しいです。

2.単語の発音がわからない

日本人は”R”と”L”の聞き分けが苦手とよく言われますが、その原因は明快です。
英語にはRとLという2つの音がありますが日本語には、
そのどちらとも似て非なるラ行の音1つしかないからです。
そのため、例えば right と light など、RとLの違いがカギとなる音を聞いたとき、
英語に慣れていないとRなのかLなのかが判断しにくいのです。

3.発音の変化がわからない(リエゾン/リンキング/リダクション)

英語は、単語だけで発音するときと文中で使うときとでは発音が変化します。
例えば、「want」は「ウォント」、「to」は「トゥ」ですが、
「want to」と続けるときは「wanna」(ワナ)のようにつなげて発音します。
このような変化をする発音は文中の中で多々出てくるので、
発音の変化を理解しておくと、意味も理解できるようになります。

4.日本語の発音に引っ張られてしまう

英語を聞いても、頭の中で音をカタカナに変換してしまってはいませんか。
頭の中でカタカナに変換してしまうと、
日本語に存在しない音を聞き取りにくくなってしまいます。
英語の学習中はカタカナの使用頻度を下げると良いでしょう。

5.日本語に訳しているので間に合わない

英語学習の段階が進むと、文の構造が複雑になり聞き取る量も増えます。
聞き取る量が増えると、日本語に訳していては間に合いません。
これを克服するには、返し読みや二度聞きをせず、
英語を文頭から文末へと聞きながら同時に意味を取れるよう、
頭を英語に慣れさせる必要があります。
それには、後述する「聞き読み」という勉強法がおすすめです。

6.英語を聞き流しているだけになっている

英語を聞く時間を増やし、英語のリズムや音に慣れることは、有効なリスニング対策です。
しかし、外国語を習得するには、今の自分には聞き取れない音を発見し、
その特徴を学んで聞こえるようにしていく地道な作業が不可欠です。
英語に親しむことは大事なので、聞き流しを止める必要はありません。
流れる音声の聞き取りに集中し、内容を理解できているかチェックする時間を設けるようにしましょう。

7.英語を聞く時間が短い

長文読解や文法問題は得意だが、リスニングは苦手。という方は、
英語を聞く時間が短い傾向にあります。
英語の勉強方法では、「読む・聞く・話す・書く」の4つをバランス良く学習することが大切です。
「聞く」という時間も意識的に確保するようにしましょう。

英語のリスニングおすすめの勉強法

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以下では、リスニングのおすすめの勉強法をご紹介します。

1.聞き読み

聞き読みとは、英語の音声を流しながらそのスクリプトを読むことです。
このトレーニングをすることで、ネイティブが話すスピードと読むスピードを理解できるようになります。 
聞き読みのトレーニングをするときは、ポケトークの出番です。

ポケトーク活用ポイント

  1. ポケトークのウェブサイトにある 例文より、「日常生活のなか話したい文章や、
    ニュースや本で気になった文章」をポケトークに翻訳させます。
  2. 翻訳された文を音声を流しながら読みます。

ポケトークには翻訳結果をお気に入り登録する機能も付いているので、
マスターしたら削除するようにすると効果的です。

2.オーバーラッピング

オーバーラッピングとは、英語の音声を聞きながら自分でもスクリプトを音読することです。
前述した聞き読みの学習方法は、目で読むだけでしたが、
オーバーラッピングは音読をします。
ポケトークを使って音読練習もしてみましょう。

3.リピーティング

リピーティングとは、英語の音声を聞いたあとその真似をして発声してみる、
つまり繰り返して言ってみる勉強法です。
最終目標はスクリプトを見ずに真似をして音読できることです。
最初は短い文章から始めるようにしましょう。

4.シャドーイング

シャドーイングとは、英語の音声を流しながらその真似をして発音し、
できる限りすぐ復唱することです。
一時停止せず、聞きながら発声もしていかなければいけないので、
リピーティングよりも難易度が上がります。
シャドーイングは、長い文章で練習することがおすすめです。

5.ディクテーション

ディクテーションとは、音声を聞いて一語一語正確に書き取る勉強法です。

 

<学習方法>

  1. 10回程度同じ文章の音声を聞いて、​1文ずつ書き出します。
  2. 聞き取れない部分は、聞こえたとおりに片仮名で書いておきます。
  3. 最後まで書き出したら、和訳を確認します。
  4. 聞き取れなかった部分に集中しながら、音声を聞きます。
  5. 英文テキストを確認し、自分で書き出した英文と比べます。
    ※音声しかなく、音声テキストがない場合、ポケトークに聞かせて、英文テキストを出せます。
  6. 正しく聞き取れなかった部分を意識しながら、音声を聞きます。

 

ディクテーションに取り組むことで、「なぜ聞き取れなかったのか」をきちんと分析することができます。

英語リスニング上達のために避けたい勉強方法

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おすすめの勉強方法をご紹介しましたが、
ここでは避けたい勉強方法についてご説明いたします。

1.英語教材を聞き流しているだけ

英語教材を流しているだけでは上達は難しいです。
もちろん英語を身近にするために、「聞く」ということは大切です。
ただ聞き流すのではなく、集中して聞き、
わからない単語などは調べるようにしましょう。

2.英語教材が難しい

音源などがレベルに合っていないとリスニング上達にはつながりにくいです。
ポケトークは、音源の読み上げスピードを調整できるので聞き取りにくい場合は、
ゆっくりしたスピードから耳を慣らしていきましょう。

3.洋画・海外ドラマを使用する

英語中級者以上の方にはおすすめの学習方法ではありますが、
英語の学習を始めたばかりの方は洋画や海外ドラマで学習することは避けましょう。
ネイティブの発音に耳が慣れておらず、字幕に頼りすぎてしまうため、
リスニング力の向上にはつながりにくいです。

4.テレビ英会話など視覚情報がある教材の使用

リスニング上達ということに焦点を当てるならば、
視覚情報はなるべく入れずに耳(聴覚情報)から入ってくる情報に集中しましょう。

英語のリスニング教材の選び方

リスニングの練習に使う教材は、簡単すぎても難し過ぎても効果はありません。
リスニング教材を選ぶときのポイント2つをご紹介します。


  • 8割程度わかる教材を選ぶ
  • スクリプトがあるものを選ぶ

リスニング学習のおともにポケトークがおすすめです。
高い翻訳精度と自然な発音を実現しているので、1台でさまざまな学習に取り組むことができます。

まとめ

英語のリスニング勉強方法についてご紹介しました。
リスニングの勉強方法で悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。

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